今週の一言 「一であって多にゆくものを~

 能力・知識を開発する  Can I ? Can you ? 

11月26日

「一であって多にゆくものを博学といい、ジョージエッグ①バイオリン

 

多であって多にとどまるものを多学という」

 佐藤仁斎(儒学者)

 

一つの物事への興味から入っても、そこだけにとどまらないで

連鎖的に大きく広がってゆく学問の仕方を、

〝博学〟と呼びます。

そして、博学のままそこにとどまって発展のない状態を〝多学〝と呼びます。

 

一つのところにとどまらないでたえず発展してゆく学問の姿、

そこに学びの理想の形があります。

いくら博識で知識ばかりあっても、そこに発展してゆく生命がなければ、

その知識に未来はないのです。

 

学びは連鎖するのです。

 

 

11月19日

「われわれが人間の心に発見する最初にして、

 

もっとも単純な感情は好奇心である」

パーク(イギリス、政治家・思想家)

 

物事の最初にくるのは、好奇心です。

物事の選択や判断に迷ったときは、一度すべてを白紙にして、

迷いに至るまでの自分の興味の道筋を辿り直してみるのもよいでしょう。

 

最初に好奇心を動かした直感が正しかったかどうか、検証してみるのです。

真理を探究する、冒険に挑む、旅をするなど、人間のどんな営みも

好奇心を出発点としないものはありません。

 

そして、人間は好奇心によって行動を推し進めることができるのです。

「もっとも単純な感情」である好奇心は、実はもっとも大切な人間の感情でもあるのです。

心の活動の第一歩です。

 

 

11月12日

「大自然は、神が表した最高最大の書物である」

ハーベイ(建築家)

 

自然に親しみ自然に学ぶと、創造性が養われます。

彼は、常に自然に親しみ自然の中で感性を磨きました。

 

たとえば、海辺でオウム貝の姿をつぶさに観察し、

そのデザインと構造を建築のデザインに生かしたり、強風にそよぐ棕櫚の木を観察して、

そこに風や気流を克服する最善のデザインを発見しました。

 

教わるのは、何も書物からとは限らないのです。

静かにたたずむ山、さわやかに流れる川…、ただそこにあるだけで、自然は大きな力を

私たちに与えてくれます。

 

自然の語るところを謙虚に受け止め、そこから学ぶならば、

万巻の書物から与えられる以上の知識と知恵を得ることができるでしょう。

学ぶのはあなたです。

 

 

11月5日

「わが実力の不十分なることを知ることこそ、わが実力の充実なれ」

アウグスチヌス(初期キリスト教会の教父)

 

〝自分には実力がない〟あるいは〝実力を発揮できない〟と嘆くことはありません。

 

キリスト教会を守るために生涯を捧げた彼は、幼少の頃からの悪徳、自惚れ、慢心などの

自分でもあきれるような紆余曲折の経験があったからこそ、やがてキリスト教の思想を

集大成することができました。

実力のあるなしを意識することさえ無意味な世界から這いあがったのです。

 

何事においても「これでよし」と思った瞬間から、それ以上の実力を発揮できなく

なるのです。

 

いつも自分の非力を知り、常に謙虚な気持ちで目標と現実のギャップを埋める

努力をすることが、実力を充実させる道なのです。

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