今週の一言 「汝の人格および他の~

人間関係を円滑にする It’s a small world

1月28日 イラスト1

「汝の人格および他のあらゆる人の

 

内なる人間性を決して単に手段としてのみ用いず、

 

つねに同時に目的として遇するように行為せよ」

カント(ドイツ、哲学者)

 

ひとりひとりの人間の真の存在意義を考えるとき、

ひとりひとりの人格が肯定され、人間性の全体が存在そのものとして

受け入れられていることが、お互いに存在することの前提となります。

 

主体的にも、客観的にも、ひとりの人間の人格とその人間性を尊重することこそ、

すべての行為の出発点なのです。

自らが存在するための対象として相手を認識し、受け入れることが大切です。

 

そのとき、ひとりの人間は、あなたの目的そのものとなるでしょう。

仕事で人と接するときには相手を知るとともにその人格と人間性を尊重し、

相手にとって自分の何が必要か、また自分にとって相手の何が必要になるのかを

考えることです。

 

 

1月21日

「他人の傷痕を笑うは、傷の痛みを知らぬやつだ」

シェークスピア(イギリス、劇作家)

 

相手が触れられたくない話題を箸で突っつくようなことはないでしょうか。

誰でも、またどこの家庭でも、多かれ少なかれ人に知られたり、触れられたくない

傷痕があるものです。

 

あなたがよき隣人でありたいのなら、みてみぬふりをするくらいの思いやりが必要です。

相手の傷痕を平気で笑ったりするのは、傷をもつ人の心の痛みを思いやる想像力に欠け、

人生における痛みの経験がまだ浅いからです。

 

気働きは他人も自分も守ります。

 

 

1月14日

「忠言は耳に逆らえども行いに利あり。

 

良薬は口に苦けれども病に利あり」

『孔子家語』より

 

忠告を受けるのは不愉快であったり辛かったりしますが、

後から考えるとためになることが多いものです。

周囲の人からの戒めがあってはじめて、自分では気がつかなかった

新しい考え方をみつけることができるものです。

 

世のなかには、さまざまな仕事に従事する人、さまざまな発想のできる人がいます。

それらの人々に出会うことで、今よりもっと柔軟な考え方も身につくでしょう。

 

身近にいる忠告してくれる人をけむたがることなく、むしろ、ありがたいと思って

素直に耳を傾けるようにしましょう。

 

あなたの先生は隣にいます。

 

 

2013年1月7日

「春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら慎む」

佐藤一斎(儒学者)

 

人に対するときは春風のように穏やかな態度で接し、

自分自身に対しては、秋の霜のような厳しさで律しなければなりません。

『言志四録』のなかで、彼は人生の知恵について多くの言葉を残しています。

 

この言葉もそのうちのひとつで、現実には秋霜をもって人に接し、

春風をもってぬくぬくとしている人が多いことに対して、批判の矢を放っています。

 

あなたはどうでしょうか。

最も身近な隣人に確かめてみましょう。

 

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