エドワード・ヤング(イギリス、詩人)
辛く悲しい思いをしても、夜になると悲しみや苦しみと共に私たちは死に、
次の朝がくれば、昨日の悲しみや苦しみなど知らない人間として新しく
生まれ変わる……。
もしそうであれば、人間は、日々新しく生き続けることができます。
「天地の始まりは今日が始まり」(北畠親房・後醍醐天皇の重臣)ともいうように、
何事も決心したそのときから新しい人生が始まるのです。
日々、決意を新たにしてゆけば、人生はいつも清新です。
毎日が「未知との遭遇」の連続です。
5月9日
ルター(ドイツ、宗教家)
希望さえあれば、どんな境遇にあっても、生き生きとして充実した日々を
過ごすことができます。
将来の計画のために描く夢が “私たちを明るく” し、
夢の実現のために困難に挑戦する勇気が “私たちを強く” してくれます。
強い希望をもって自分改革を押し進めましょう。
希望こそが、夢を実現しようとする新しい強靱なひとつの「意志」であり「力」なのです。
5月2日
ゴールドスミス(イギリス、詩人・作家)
人間は何度となく失敗を繰り返す生き物です。
失敗をしない人間などひとりもいません。
一見ありきたりのことのように感じますが、
「倒れるごとに起きる」ことは、実際は言葉にするほど簡単なことではありません。
失敗が大きく、派手に倒れたときほど、再び起きあがることは時間もかかり、
むずかしいものです。
それでも起きあがったときに、やっと何かをつかむことができるものです。
それは失敗を過ぎた後にわかることが多いものです。
ですから、今はたとえ失敗しても、とにかく起きあがることに専念しましょう。