10月17日
スペンサー(イギリス、詩人)
もし、条件が同じなら、心意気のあるなしが成功・失敗を決めるでしょう。
「志定まれば、気さかんなり」(吉田松陰、志士)というように、
やる気が出ないときには、自分の夢・目標がなんだったのかを
再確認しましょう。
人は大なり小なり夢をもっているものです。
『やる気』と『志』は、リンクしているのです。
10月10日
立花隆(評論家)
すべて自分の思うまま生きていくことができたら、どんなにか
素晴らしい人生でしょう。
しかし、現実はそんなに甘くはありません。
理想の人生を打ち砕く困難が、世間のあちこちに転がっているのです。
それでも、できる限り自分の生きたい道を求める努力をしようではありませんか。
何もせずにあきらめてしまっては、のちに後悔することをまぬがれません。
人生の最後で笑えるように、今いったい何をしたいのか、
もう一度考えてみる必要がありませんか。
10月3日
フロイト(オーストリア、精神分析者)
隣の人の生き方を羨むことなかれ。
隣の人の幸福は自分の幸福であるとは限りません。
なぜならば、あなたという人間の生は あなた独自のものであるからです。
したがって、普遍的な幸福のマニュアルなどどこにもなく、
与えられたり用意されたりするものではありません。
幸福とは、デパートで買い物をするように手に入るものではないのです。
自分自身の幸福は、さまざまな実験をし、
自分でつくりだしていかなければならないものなのです。
ひたすら、自分の幸せを求めてあれやこれや暗中模索することのなかにこそ、
幸せは存在するのです。