エラスムス(オランダ、人文主義者)
体面や権威を守ろうとする人は、
なかなか素直になることができません。
権威主義より率直主義で、疑わしいと思ったことは
どんな些細なことでも、人に聞いてみることです。
また、過ちを犯したことに気がついたなら恥ずかしがらずに
率直に正すことをおすすめします。
プライドのために疑問や過ちをそのままにしておくのではなく、
本当に正しいものをみつめて生きることです。
「わかろう」とする心で素直に求めましょう。
プライドとはそういうものです。
10月1日
スマイルズ(イギリス、思想家)
「思ったことや言わなければならないことを率直にいう」、
これは私たち日本人がもっとも苦手とするところです。
私たちは〝YES〟は言えても、〝NO〟がうまく言えません。
〝NO〟と言うべきときにはハッキリと言うこと。
これは、他人に迷惑をかけないためにとても大切なことなのです。
それが相手に対する誠意となるばかりではなく、自分にとっても相手にとっても有益なことであり、
人生の幸福への最善の方法なのです。
しかし、表現の工夫という思いやりを忘れてはいけません。