アウグスチヌス(初期キリスト教会の教父)
〝自分には実力がない〟あるいは〝実力を発揮でき
ない〟と嘆くことはありません。
キリスト教会を守るために生涯を捧げた彼は、幼少の頃からの悪徳、自惚れ、慢心などの
自分でもあきれるような紆余曲折の経験があったからこそ、やがてキリスト教の思想を
集大成することができました。
実力のあるなしを意識することさえ無意味な世界から這いあがったのです。
何事においても「これでよし」と思った瞬間から、それ以上の実力を発揮できなく
なるのです。
いつも自分の非力を知り、常に謙虚な気持ちで目標と現実のギャップを埋める
努力をすることが、実力を充実させる道なのです。